眼圧とは、眼球の内側にかかっている圧力です。
目にエアパフ(圧縮された空気)をあてることで眼圧を測定します。眼科を受診したことのある方なら誰でも一度はやったことがある検査です。目に空気があたる瞬間は「ビクッ」としてしまいます。
眼圧を測る主な理由は緑内障の判定です。緑内障になると眼圧が高くなる場合があります。一般的に「10mmHg〜20mmHg」が正常な眼圧とされています。
「見かけ上の眼圧」とは、角膜の厚さを考慮していない眼圧のことです。角膜が薄ければ見かけ上の眼圧は低くなり、角膜が厚ければ見かけ上の眼圧は高くなります。水風船で考えると分かり易いです。ゴムが薄い水風船とゴムが厚い水風船では内側にかかっている圧力が同じであったとしても、ゴムが厚い水風船の方が触ってみると固く感じますよね。
眼圧を測る際は「見かけ上の眼圧」だけではなく、角膜の厚さも考慮する必要があります。新しい眼圧測定器では角膜の厚さも考慮した眼圧を計測することができます。