円錐角膜

円錐角膜とは、角膜が円錐のような形に尖る病気で視力低下や乱視の症状があります。

角膜が薄くなり、薄くなった角膜が眼圧で押し出されます。結果、角膜が円錐状に尖ってきます。円錐角膜の原因は明確ではありませんが、アトピーやアレルギーが円錐角膜を進行させている説が有力です。

円錐角膜は角膜が薄くなり、かつ進行性の病気です。したがって円錐角膜の場合は角膜を削るレーシックが適さないことが多いです。レーシック手術を受ける前の問診票には「円錐角膜かどうか?」のチェック項目があり、適性検査では円錐角膜かどうかを実際に検査します。

私の場合、問診票を渡された時点では円錐角膜のことを知りませんでした。レーシック手術では必ず聞かれることなので事前に用語を知っておくべき、と改めて思います。乱視の方はもしかすると円錐角膜でレーシックが受けられないかもしれませんので、早めに適性検査を受けておくことをおすすめします。