レーシックを受けようか検討していた頃は「レーシック怖いな…目の手術だし…」と思っていました。
目の手術なんて日常生活では想像できないですよね。だから手術日までドキドキでした。
実際に手術を受けてみて「痛みや恐怖感は実際どうだったのか」について振り返ってみます。
目次
レーシックを決断するまでの恐怖感
レーシックをしようかどうか検討し始めた頃は「レーシックの手術は怖すぎる」というのが第一印象でした。
「怖い思いをしてまで、良く見える裸眼を手にしたいのか?」ということを自分に問い続けていました。「やっぱメガネのままでいいや」と思うことは当然ありました。
しかしレーシックを諦めきれずに情報収集を続けているうちに、恐怖感が減少していきました。
- そもそも目の手術自体は一般的だということ(白内障手術症例は国内年間100万件以上)
- レーシック手術は世界的に十分普及している一般的な手術であること
- レーシック手術によって失明した人はおらず、原理上は失明のリスクがまずないこと
- 手術は数分で終わり、麻酔は注射ではなく点眼であること
調べているうちに手術をイメージすることができるようになり「良く見える裸眼で快適に生活する自分」をイメージするようになりました。結果、恐怖感は完全にゼロではありませんでしたが、レーシックを決断することができました。
適応検査時は無心
まずはレーシックを受けられるかどうか、適応検査でクリニックへ行きました。
その日は検査しかしないので、レーシックに対する恐怖感のことは忘れていました。
検査が終了し、受付の方と手術日について打ち合わせをしました。そして手術日を決めました。その時は他人事のような感覚で、手術の恐怖感を感じませんでした。
「ついに、ここまで進んできたか」という、自分が何者かに突き動かされているような感覚でした。
関連:[神戸神奈川アイクリニック]レーシック適応検査の体験談
手術日までの数日間
予約した手術日が近づくにつれて「早く手術を受けて良い目を手に入れたい」と思うようになりました。
この時はすでにレーシックの原理やリスクについて理解していたので、不安や恐怖感がありませんでした。
「裸眼で良く見えるようになるってどういう感覚なのだろう」ということを何度も考えていて、ソワソワしていました。
手術前日は、手術を受ける実感がなく、不安・恐怖感もありませんでした。ぐっすり眠ることができました。
関連:レーシック手術当日までの数日間に考えていたこと[体験談]
手術当日の緊張感、恐怖感
手術当日は起きてから少しずつ緊張してきました。「早く手術とダウンタイムを終わらせて、裸眼を味わいたい」と思っていました。
麻酔は点眼なので怖くないし痛くない
手術室に入る前、麻酔の点眼をしました。麻酔は注射ではないのですね。当然と言えば当然なのでしょうが。普通に目薬をさすのと変わりませんので、痛みはありませんでした。抗菌薬の点眼もするのですが、それが少ししみるぐらいでした。
結論、麻酔は痛くありませんでしたし、怖い要素がゼロでした。
手術台に寝る瞬間が緊張のピーク
手術室に入り、手術台のベッドに寝るのですが「いよいよレーシック手術がはじまる!」感を強く感じて、緊張のピークでした。「緊張しているな」という自分を客観視することができていたので「緊張はしているけれど落ち着いている」状態でした。
レーシック手術中の痛み、恐怖感
手術台のベッドに寝てから手術完了まで、あっという間でした。
麻酔が効いているので痛みは全くありませんでした。ランプを眺めているうちに数分で手術が終わりました。手術中は「レーシック手術ってこんな感じなのか。思っていた以上にあっけないな」と感じていました。なぜならランプをぼーっと眺めているだけだからです。
手術中に目を触られる感覚はあるか?
目を触られている感覚は特定のフェーズでありました。それは、エキシマレーザー照射が完了して、フラップを戻している時です。最後にフラップをハケのようなもので撫でて、フラップをしっかり密着させられるのですが、撫でられている感覚が分かります。
麻酔で痛みはないのですが、目玉を撫でられている感覚が何とも言えない感じでした。
手術の様子が見えるのか?
手術中は点眼されて目がウルウルしているせいなのか、視界がボヤけていました。目の前には機械の明るいランプが見えるだけでした。ただ、前述した最後にフラップをハケで撫でる作業は結構見えていました。
その時は恐怖感というより、何だか変な気持ちになりました。「ありえない映像だな」という感じです。
手術中は会話が可能
手術中は執刀医と会話が可能でした。といっても雑談をするわけではなく「これからレーザーを当てますよ。ランプが見えますか?と聞かれたら「はい」と答える程度です。
そのようなやり取りを2、3繰り返しているうちに、非常に心が落ち着いてくることが分かりました。
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術後の痛み
術後すぐは麻酔がまだ効いているせいか、痛みは感じませんでした。
手術直後から数時間は目がしみる
クリニックを出て帰宅途中から目がしみました。たまねぎを永遠に刻んでいるような痛みで、涙が止まりませんでした。視界はぼけやていますし、生まれて初めての恐怖感を感じました。
翌日以降は痛みなし
手術翌日から快適裸眼ライフが始まりました。違和感のようなものは残っていましたが、痛みはなく、翌日から普段通りの生活を送りました。
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」のとおり、手術から1ヶ月経つ頃には、手術の恐怖感や緊張感を忘れてしまいました。
まとめ
レーシックを検討し始めた頃は「レーシックが怖いな」と感じるのが当然だと思います。なぜならレーシックの原理についての知識が欠けていたり、目の手術は日常では考えられないことだったりするからです。レーシックについて調べているうちに、このような恐怖感は徐々に無くなっていきます。最終的に緊張感だけは残りますが、緊張するのは仕方がありません。
レーシック手術は痛みを感じることがなく、麻酔は点眼なので「手術全体を通じて楽だった」という印象です。歯医者で虫歯の治療や親知らずを抜歯したり、人間ドックで胃の内視鏡検査をする方が、私にとっては恐怖感・痛みともに強かったです。レーシック手術は「漠然とした恐怖感」が高まってしまう手術ですが、実際受けてみて「あっけない手術だったなあ」という感じでした。