ジオプター(D)とは、角膜や水晶体による光の屈折力を示す単位です。
ジオプターを求める計算式は以下のとおりです。
D(ジオプター) = (1 ÷ 焦点距離[m])
- 計算例:1メートル先で焦点が合うレンズの屈折力は1.0D
- 計算例:50cm先で焦点が合うレンズの屈折力は2.0D
- 計算例:25cm先で焦点が合うレンズの屈折力は4.0D
眼鏡やコンタクトレンズの度数はジオプターで表すため、近視の方なら誰でも目にしたことのある単位です。近視の場合は値がマイナスに、遠視の場合は値がプラスになります。
分類 | 屈折度数 | 視力 |
---|---|---|
遠視 | +2D | 1.0〜1.5 |
+1D | 1.0〜1.5 | |
正視 | ±0D | 1.0〜1.5 |
弱度 近視 |
-1D | 0.4〜1.0 |
-2D | 0.1〜0.5 | |
中度 近視 |
-3D | 0.05〜0.1 |
-4D | 0.04〜0.08 | |
-5D | 0.03〜0.05 | |
強度 近視 |
-6D | 0.02〜0.04 |
-7D | 0.01〜0.03 | |
-8D | 0.02以下 |
(出典:近視矯正手術レーシックの正しい受け方 加藤卓次 著)