いいえ、人によります。
私は両眼2.0(片眼1.5)という一般的な近視矯正をしましたが、術後から数日はパソコン画面にピントを合わせるのが慣れませんでした。軽くぼやけて違和感のある不思議な感じでした。1週間を過ぎる頃にはパソコンの画面がぼやけるようなことはなく、違和感もありませんでした。1ヶ月を過ぎた頃にはパソコン画面は問題なくキッチリ見えるようになっていました。
レーシック手術前はメガネを掛けていて矯正視力が1.0程度でした。したがって視力2.0になったことで近距離へのピント調節に慣れるまで時間が必要だった、と考えています。
強度近視で角膜を削る量が多い場合はコントラスト感度低下のリスクがあります。私は中度近視(-3.5D)でした。1日8時間以上はパソコン作業をしますが、色の見え方には違和感は感じていません。手術前と比べて色の見え方に違いを感じることはありませんでした。強度近視の場合はコントラスト感度低下のリスクを回避するためにレーシックではなく眼内レンズ(ICL)も選択肢に入れて医師と相談してください。
私のように矯正視力1.0程度からレーシックで2.0まで視力を引き上げると、しばらくはパソコン画面の見え方に違和感を感じると思います。違和感を感じている間はピクセル単位のデザイン作業は、手術前より負担を感じることがあるかもしれません。デスクワークがメインならば遠視用のメガネを掛けたり、目標視力を1.0や1.2程度にしたりするなど自身のライフスタイルに照らし合わせて医師と相談することを推奨します。
極度に神経質な方や、自身の感覚が1mmでもずれている(体調が少しでもおかしい)とデザイン制作作業に支障が生じるような方はレーシックを受けない方が賢明です。